ひらめき diary

「ひらめきは人生を豊かにするエッセンス」と感じている僕が趣味や自分磨き、そして日常の中にあるひらめきや気づきを紹介していくブログです。よろしくお願いします‼

新しい分野を学びたい

 

 夏休みに外資コンサルタント関係の仕事をされている方と話しをする機会がありました。そこで改めて感じたのは、経済のことなにも知らない・・ということでした。高校時代は政治経済が苦手で、それ以来真剣に勉強したことはありませんでした。でも心の中では経済の基本的なことや、経営者の方の考え方を学びたいという思いは常に持っていました。そして今受け持っている生徒たちのなかにも、将来経済の分野で仕事をする子どもたちはいるはずです。ということで、僕がおもしろそうだなと思った本を買って読むことにしました。今はMBAリーダーシップという本を読んでいます。この本は簡単に説明すると、経営におけるリーダーシップのあり方の歴史を具体的な事例と共に解説し考察している本です。読み始めてすぐに気づいたのは、教師としてのリーダーシップと共通している点が多くあるのではないかということです。僕が特に興味深いと感じたのは、サーバント・リーダーシップというリーダーのあり方です。サーバントとは奉仕する人。その時代や局面において人々が最も求めているものを与えるために尽力するリーダーを表します。まずは、「奉仕する」気持ちが先に立ち、「そのために環境を整えながら、導く」人のことです。多様な人々の信頼を集めるには大切なあり方ではないかと思います。

 これからの日本には「ゼロから1を創ることができる人材」を育成することが求められるのではないか、個人的にはそのように感じます。日本人は「1を100にすること」にはとても長けています。戦後GHQから与えられた1を驚異的なスピードで100にして経済大国となりました。しかし景気が行き詰まってからは長く停滞しています。スティーブ・ジョブズさんのようにゼロから1を創りだし、組織を育てて100にすることができる人材を日本の教育によってできるだけ多く育成すること。そのためには若い人達ができるだけ臆することなく自分の発想を表現し、それをまずは傾聴する環境を創り出すことが大切だと思います。僕自身も時代に取り残されないよう、学び続けることが必要です。

 今日も読んでくださりありがとうございました。