リーディングのススメ
英語の本は読めると面白いですよね。登場人物のセリフがストレートで、英語の本を読むことで逆に日本語の表現の豊かさに気付かされたりします。
今日は面白くて英語の勉強にもなる本をいくつか紹介します。まず日本語訳があった方がよいという人にはこの本。
村上春樹さんが好きな作家、ティム・オブライエン、レイモンド・カーヴァーの短編小説をご自身で翻訳されたもので、右側には日本語訳も付いています。2人ともヘミングウェイの影響を受けていると言われていて、基本的には短い文章が多くて読みやすいです。TOEICのレベルでは、500点〜600点くらいです。
ミステリーが好きな人にお勧めなのが、シドニー・シェリダンです。シドニー・シェリダンの小説は読み出したら止まりません。最後に大どんでん返しがあることもあり、信頼していた身近な人が悪の黒幕だったというストーリーもあります。お勧めは「明日があるなら」( If tomorrow comes )、「ゲームの達人」( Master of the game )、「真夜中は別の顔」( The other side of midnight )などです。TOEIC 600点〜730点くらいです。
映画で観たことがあるストーリーを原作で読むのも分かりやすくて途中で挫折しにくいのでお勧めです。僕のお勧めはガストン・ルルーの「オペラ座の怪人」。最初に映画で観たときは感動しました。これもTOEIC 600点〜730点くらいです。
最初は右側に訳が付いているか、ルビ訳がふってあるものから読み始め、その後映画で観たことがあるものか、日本語で読んだことがあるものを読む。慣れてきたら初めて読む洋書にチャレンジするというステップがいいかもしれません。ぜひ試してみてください。
今日も読んでくださってありがとうございました。