ひらめき diary

「ひらめきは人生を豊かにするエッセンス」と感じている僕が趣味や自分磨き、そして日常の中にあるひらめきや気づきを紹介していくブログです。よろしくお願いします‼

長距離を楽しみたい

 

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 中学校の陸上部の顧問をしています。僕自身、高校3年間と大学4年間陸上部に所属し、長距離を専門にしていました。

 最近少しずつ長距離種目や駅伝、マラソンに対する世間のイメージが変わりつつあるのかなと思います。僕が学生の頃は長距離=「きつい」、「しんどい」というイメージが強かったように思います。しかし最近少しずつ、「駅伝にも華やかさがる。」とか「マラソンでも儲かる」というイメージが定着しつつあるように感じています。

 この長距離に対するイメージを変えるのに、大きな役割を果たされているのが、青山学院大学の原監督だと思います。今年の箱根駅伝を制した青山学院大学。そこで長距離を率いている原監督は、営業マンから青学の監督になり、出雲、全日本、箱根の大学3大駅伝のすべてで優勝した経験を持つ異色の監督さんです。その原監督の本を読みました。僕が特になるほどと思い勉強になった原監督の言葉を紹介します。

 1.根性と理屈は両輪。根性論でだけではついてこない。緻密さと理屈が指導の両輪

 確かに今の子どもたちは根性論だけではついてきません。子どもに、その練習は何のためにやるのかを聞かれることがよくあります。この時にしっかりとした理論を持ち、子どもが納得したうえで、練習を始めることが大切だなと感じました。そのためには新しい練習法や体のケアの仕方などについて僕自身勉強することが必要です。

 2. すべては明るさから始まる

 そう青学の選手たちを見ていて感じること。悲壮感よりも明るさが明らかに上回っています。僕が学生の頃は長距離=努力と根性が一番という感じでした。でも青学の選手たちは違います。見ていて本当に楽しそうなのです。これほど楽しそうな陸上選手は僕の中で、全盛期の福士加代子選手以来です。そして原監督は本の中でこうも書いています。「自分の言葉で表現豊かに話す選手が増えると、自然とチーム内の空気が良くなる。それによってムードが明るくなり、つらい選手もチーム一丸となって頑張れる。」

なるほどなと思いました。自分の言葉で表現できる雰囲気をチーム内に作ること。これも指導者として大切な役割なのだと気づかされました。

 今日も読んでくださってありがとうございます。